投資の考え方

アイデア

オルカンについて・・・コツコツ積立投資

本ブログは、オルカン×高配当株投資によって、老後の資産だけでなく、現在の生活をより豊かにすべく安定したキャッシュフローを獲得することを目的としています。

ここでは、それぞれの投資の考え方について説明します。

まず、オルカンについては、毎月10万円をコツコツと継続して積み立てをしていきます。

オルカンとは「オールカントリー」の略称であり、以下のことを指します。

オルカン・・・日本を含む全世界の株式市場の動きに連動する投資成果を目指して運用される、インデックス型の投資信託を指します。

新NISAが始まり、多くの個人投資家が投資している投資信託であり、人気ナンバー1と言っても過言ではないと思います。

経費率も業界最低水準であり、長期で資産形成を進めたい方にとってはおすすめの投資信託の一つではないかと思います。

詳しくはオルカンのホームページをご覧ください。

現在、私が実際に投資しているのは、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。

なお、以前は、S&P500に連動する投資信託に投資を行っていましたが、現在はオルカン一本としています。

S&P500・・・米国企業を幅広く代表する約500の企業が採用されている株価指数。これに連動することを目指して運用されるインデックス型の投資信託として有名なeMAXIS Slim 米国株式(S&P500に投資していました。

S&P500からオルカンに切り替えを行った理由としては、より幅広い銘柄に分散投資したいと考えたからです。

S&P500とオルカンの場合の構成銘柄で見ますと、以下の通りです。

  • S&P500・・・アメリカ企業100%
  • オルカン・・・アメリカ企業60%。残り30%先進国、その他10%新興国

どちらがより分散されているかと問われたら、もちろん後者になります。

ただ、実際の過去の株価チャートの推移を見ますと、S&P500もオルカンもおおむね同様の動きを示すため、正直どちらを選択しても長期的な資産形成という意味では”正解”と言えるのではないでしょうか。

人によっては、「オルカンの場合、アメリカ以外の成長力が低い国の銘柄を購入することになるため、S&P500だけでいい」という人もいらっしゃるでしょうし、もしくは「両方購入すればいい」といった意見もあります。

そのような中、私としては、アメリカ企業一択のリスクが怖いというよりは、投資の基本である「分散投資」により主眼を置いた形で、オルカンを選択することにしました。

今後、世界経済が成長する限り、オルカンも成長していく・・・!

そう信じて、将来にわたって継続的に投資し、力強く握りしめていきたいと思います。

(過去に投資したS&P500も継続して保有していきます。)

高配当株・・・暴落時(下落時)に購入

次に高配当株投資について説明します。

配当金

はじめに、よく言われることではありますが、高配当株投資を進めるにあたり、ただ配当利回りが高いものに投資するだけでは危険です。

なぜなら、配当利回りが高いということは、企業本来の身の丈に合わないような無理な配当をしている可能性があるからです。

例えば、「配当利回り5%」となっている企業の中身をよく見てみると、1株利益が100円しかないのに、配当金150円を出しているケース(つまり、配当性向が高すぎるケース)など、投資するのが危ない企業というのはいくつか見られます。

そのため、高配当銘柄を選ぶ際には、安定した配当金が期待できることが重要です。

また、毎年増配を行ってくれるような連続増配銘柄であればなお理想的だと考えています。

日本の株式市場において、代表的な連続増配銘柄としては、25年連続増配中の三菱HCキャピタル(8593)などが挙げられます。

このような優良な高配当銘柄に長期間投資することができれば、初年度は50円、2年目は55円、3年目は60円など、雪だるま式に配当金による収入を増やしていくことが期待でき、将来的に大きなキャッシュフローを生み出すことができると考えています。

高配当株の選定の考え方(できるだけシンプルに)

では、具体的に高配当銘柄に投資する際の選定基準はどう考えればいいのでしょうか。

この選定基準については、十人十色で様々な考え方があります。高配当株投資に関する本やブログ、Youtubeなどを見ましたが、「PER12倍以下」、「PBR1倍以下」、「営業利益率が・・・」、「ROEが・・・」、「自己資本比率が・・・」など、多くの考え方があり、正解と言えるものはないように思えます。

このような中で私はできるだけシンプルに以下の通り基準を定めることにしました

以下の基準を満たせば、いわゆる割安高配当株が選定可能であると考えます。

具体的な選定基準

  • 配当利回り4.0%以上
  • 配当性向50%以下
  • 累進配当銘柄(過去10年以上減配なし)
  • 増収増益傾向
  • 以上の条件を満たす銘柄を「割安なタイミング」で購入する

このうち、上の3つの条件は定量的に判断することが可能です。

4つ目の「増収増益傾向」について、これは将来も含めて判断する必要があり、将来の業績予想をすることは極めて難しいと思いますが、基本的には過去の業績の推移などを基に、原則右肩上がりに売上や利益が成長していれば問題ないと判断します。

最後は選定基準ではなく、購入基準と言えるため、カッコ書きしています。

「割安なタイミング」で購入するについて、これの具体的な考え方としては、チャートが暴落した場合はもちろん、「過去の平均利回りと比較して割安」かどうかを基準に判断していく予定です

2024年7月現在、日経平均株価が大きく上昇し、優良な高配当株の多くは株価が上昇してしまっており、高配当株への投資タイミングとしてはかなり難しい時期となっております。

現在は、(8306)三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行系や(8001)伊藤忠商事などの商社株など、時価総額が大きい大型高配当株は軒並み株価が高騰しており手が出せません。

それでも、時価総額が小さい中・小型株まで探していけば、優良な銘柄は存在すると思います。

そのため、高配当株の選定に当たっての基本戦略は以下の通りとします。

  • 当面の間、小型株から中型株までの優良高配当銘柄を探す。
  • 株価暴落時、大型株の下落が起きた際には、多くの投資家にもなじみのある大型高配当株を購入していく。

購入方法・・・銘柄分散、時間分散

卵の分散

高配当株投資に限らず、株式投資においては銘柄を分散させることが重要です。

「卵を一つのかごに盛るな」という格言を聞いたことがある方は多いと思いますが、これは一つの銘柄に集中投資した場合、その銘柄が暴落すると多大な損失を被ることになり、リスクが大きいためです。

したがって、高配当株投資においても、銘柄分散の考え方を採用することが大切だと考えます。

また、高配当株投資はタイミング投資であるため、一度に大量の銘柄を購入することは良いことではないとされています。もし、その後に市場が大きく下落した場合、高配当株であっても株価が下落することになり、後で後悔する可能性が高いからです。

そのため、高配当株を購入するタイミングを複数回にずらすなど、時間分散を意識することが重要です。

結論・・・今後の投資の考え方について

まとめとして、オルカン×高配当株投資の考え方は以下のとおりとなります。

  • オルカンは毎月積立を継続
  • 当面の間、小型から中型の高配当株を中心を購入
  • 大型の高配当株は、市場が暴落した場合など、大きく株価が下落するのを待ってから購入
  • 時間分散、銘柄分散を意識して購入

以上です。

今後ずっと同じ考え方を採用するわけではなく、必要に応じて見直しをしていく予定です。

今後ともよろしくお願いいたします!

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