本記事では、8月に権利が確定する高配当銘柄について、私が考える以下の基準に適合する銘柄を探し、ご紹介していきます。
結論的には、8月権利確定銘柄で基準を満たす銘柄はありませんでした。
8月は基準を満たす銘柄なし
8月権利確定銘柄について、基準を基にスクリーニングをかけてみたのですが、現時点において、上記の基準を満たす銘柄はありませんでした(泣)
基準が厳しすぎるかもしれませんが・・・始めたばかりのブログでいきなり変更するのも嫌なので、このまま継続してしばらくは様子見していきたいと思います!
ただ、これではせっかく記事をご覧いただい方に申し訳ないので、8月権利確定銘柄で気になる銘柄をご紹介します。
三陽商会(8011)
三陽商会(8011) 紳士服・婦人服及び装飾品の製造販売、全国の百貨店、専門店、直営店等での製品の販売を行う総合アパレルメーカーです。(会社ホームページより)
令和6年7月17日時点の基本情報は以下の通り。
- 配当利回り4.8%
- 配当性向37%
- PER9.6倍
- PBR0.7倍
- 増収増益傾向(直近3年間)
- 時価総額298億円
唯一、配当について、過去に減配、無配になった時期があるため、基準を満たさないという扱いとしていますが、それ以外の指標面では悪くないのではないかと考えています。
特に、前期末現在で、現金が230億円、投資有価証券が95億円、有利子負債が71億となっており、これに対して時価総額298億円はかなり割安だと考えます。
また、配当政策について、昨年「PBR改善計画」を掲げ、DOE(株主資本配当率)の4%までの引き上げをするなど、株主還元に積極的なのも好印象です。
チャートは以下の通りです。
きれいに右肩上がりに上昇を続けており、今は移動平均線にサポートされている押し目のようなタイミングにも見えます。
バリュー投資の一環として考えるならば、悪くない銘柄だと思いますが、いかがでしょうか?
以上です。
今後もよろしくお願いいたします。