【利回り5.2%】日本郵船(9101)など海運銘柄が強い!【高配当】

貨物船 高配当株

日本郵船など海運銘柄の反発力が強い

日本郵船商船三井川崎汽船など大手の海運銘柄は高配当銘柄として知られており、保有している方も多いと思います。

直近(8月16日)の配当利回りは以下の通り。

日本郵船(9101) 5.2%

商船三井(9104) 5.6%

川崎汽船(9107) 4.0%

特に、日本郵船と商船三井は5%超えとなっています!

8月初めの日経の暴落を受けて、これらの海運銘柄も株価が大きく下落しましたが、日本郵船と商船三井についてはすでに7月末の株価水準を上回るところまで力強く反発しています。

理由としては、

  • 高い配当利回り目的のインカム投資の増加
  • コンテナ船運賃の市況高騰(中東情勢の緊迫化を反映)
  • 直近決算が良好だった

以上のことが挙げられます。

特に、日本郵船については、1Q決算で通期見通しを大幅に上方修正したことに加え、増配も発表。

1Q決算での通期の上方修正は、今期の業績について相当強気に考えているという会社のスタンスだと考えられます。

現在、発行済み株式数の7.6%に相当する自社株買いを行っており、株価の下支え効果もあります。

日本郵船のチャートは以下の通り。(かぶたんより引用)

2022年9月29日の底から上昇トレンドにあると言えます。

直近の高値である5月28日の5,200円のラインをブレイクするようならば、さらなる上昇が期待できるかもしれません。

ただし、海運銘柄は、市況の影響を大きく受けるとともに、当然ですが、為替リスクもあります。

そのため、減配リスクも大きく、安定した高配当ポートフォリオを作りたい人には不向きだと思われます。

「インカムゲインも欲しいけど、それよりもキャピタルゲインを狙いたい!」

という方にとっては、現在の海運銘柄は購入する良い機会かもしれません。

以上です。

今後ともよろしくお願いいたします。

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